企画書関係は重要な設計図-1 設計図とはどういうことか

書籍を企画・制作するにあたり最初に必要となる企画書関係の書類について、その重要性やすべきことについて数回にわけて述べる。

企画書で検討すべきことは、大まかに以下の内容となる。

  • 仮タイトル:書籍の大まかなイメージになる
  • 発行日:予定のために必要
  • 判型・ページ数:見た目のイメージになる
  • 予価:読者対象や需要、類書などから検討
  • 読者対象:可能限り細かく設定できる方がよい
  • 企画意図・目的:なぜ発行するのかを示す重要な箇所
  • 特徴:類書との違いを踏まえながら本書の特徴をまとめる
  • 目次:企画意図や特徴を踏まえてしっかりと固める

上記の他に、紙面構成や、分担執筆の場合は目次の中に「このような内容を書いてください」という注意書きを書く場合もある。

このようなことをまとめて、書籍の概要がわかる。
つまり、発行まで数カ月、長ければ1年以上かかる書籍の設計図となり、大まかには、

  • 誰のための何を目的とした書籍なのか
  • 類書に負けずウリとなる特徴は何なのか

ということを第三者が見てもわかる内容にする必要がある。

この設計図である企画書がしっかりと固まっていないと、制作に苦労することが多い。

分担執筆の場合、分担執筆者はこの企画書でどのような書籍の執筆を依頼されたのか理解しなければならないので、中途半端な書類にすると、目的にあった原稿になっていない・原稿ごとの構成要素が異なり制作に苦労する・原稿のデキがバラバラになる、などの問題が起こる。

単独執筆の場合でも、執筆者の気の向くままにお任せすると、あとで大変なことになるも多い。

どこまでしっかり書くのかのさじ加減を簡単にまとめるのは難しいが、第三者の視点で「自分がこの書籍の執筆を依頼されたとして、目的・特徴・何を書けばよいか、がちゃんとわかるか」を判断してみるのが1つのやり方となる。

実際は、上記のような内容で企画書をまとめるだけではまだ足りないので、続きは次の記事で。